Blanc's blog

ブランのFX奮闘の綴り日記

メンタルコントロール

こんばんは

FXなどのトレードをやっていると
どうしても感情に左右されてしまいます。
そういう時は、正しい環境認識と判断が出来なくなってしまいます。
感情というものは人間ですから、必ず出てくるものです。
そして、それが身体反応としても出てくるのです。
私の場合、今までのトレードを振り返ってみた場合

 ・とにかくポジションを持たないと落ち着かない
 ・何も根拠もなく直近の相場だけでポジションをとってしまう
 ・四六時中相場をみる
 ・まだ伸びるだろうと利益を確定できない
 ・きっと戻るだろうと損切りできない
 ・決済したらすぐにポジションをとる
 ・ロットを大きくしてしまう

こんなことをやっていました。
これはどんな感情に支配されていたかというと
損失を出したくない、損失に対する不安からでした。
損失を持ってしまうという不安を過大に感じているために
上記のような行動をとってしまっていたのです。
仕事も手につかないくらいチャートをみるなんて、病気ですよね。
でも、ものすごい不安感からそうしてしまうのです。
もう、まったくコントロールできていない状態となっていたのです。

だめですよね。。
完全な負けの論理をずっとやっていました。

こうなってしまうと最終的には
資金が無くなってしまい、破綻してしまいますよね。
そしてお金だけでなく、いろんなものも失ってしまいます。
私の場合は現在はなんとか踏み留まりましたが。

トレードする上ではまずは、
メンタルをしっかりしなければならないということなんです。

すこし違う話になるかもしれませんが
メンタル疾患の治療法の一つに
認知行動療法」というのがあります。
人の置かれている状況は
認知・気分や感情・行動・身体反応
が相互に作用しています。
人間ですから、気分や感情、身体反応というものは必ずあります。
でも、どう捕らえるかという認知、それに対する行動というのは
いろいろと変えることができるのです。
認知・行動を今までとは違う見方(変化)をしてみると、
気分や感情、身体反応が軽度になることがあるということです。

たとえば、すごい不安(感情)でもう心臓が破裂しそうにドキドキ(身体反応)するときに
だれでも不安になる(認知)ものだ、ちょっと深呼吸してみよう(行動)とすると
不安は軽減され、ドキドキも納まりますよね。
でも不安を過大に評価してしうと、もう頭も真っ白で自分は何をしているか判らなく
なってしまいます。

この認知行動療法をトレードに活かしてみると
・状況を俯瞰してみる。今の状況を客観的にみる。価値判断をしない。
  相場を観察する
  希望的観測をしない
・感情や気持ちを過大に評価しない。ありのまま感じる。ただ感じるだけ。
  もしかして、もしもは捨てる
  淡々と損失を受け入れる
・行動を変えてみる
  ロットを少なくしてみる
  トレードを休む
  チャートを見る時間、トレードする時間を決める。
といったところでしょうか。

私は結局のところ、なんのメンタルの対策もしないで
ただ流されるままにトレードをしてしまい、
上述のようにまったくメンタルコントロールが出来ず、大損失を被りました。
でも、おかげで何をしなければならないかということは
痛いほど痛感してこうしなければならないということも
気づき理解できました。めちゃくちゃ高い勉強代です。

不安のコントロールは、損失のコントロールになり
資金のコントロールにもなります。

これからFXをしようという方、負けこんでいる方は
淡々と感情に左右されずにトレードすることを心がけてください。
トレードも楽しくでき、
損切りは当たり前のものとして実行できるようになり
最終的には長く続けられ利益も確保できるようになるはずです。

私もこれからの実践となりますが、長く続けられるように
精進したいとおもいます。


最後までお読みいただきましてありがとうございました。